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結婚指輪が出来上がるまでの過程

手作り結婚指輪を検討しているのなら把握しておこう

手作り結婚指輪を検討しているのならば、結婚指輪が出来上がるまでの過程は把握したいところです。しかし結婚指輪の購入機会は、一生に一度の事。指輪に関する仕事に就いていない限り、知る機会はありません。
手作り結婚指輪の場合、鋳造か鍛造のどちらかで制作されます。どの方法で指輪が作られているかについては、店によりけりとしか言いようがありません。そこで多くの店が採用している「鋳造」をメインに、結婚指輪が出来上がるまでの過程について説明します。

型の型作り

まずは、型の型作りです。ロウを使って、指輪を作り上げていきます。手作り結婚指輪において夫婦が手掛ける作業です。
長いチューブ状になっているロウを糸ノコギリのような道具を使い、切り出します。切り取ったロウは、ヤスリ等の道具を使って削り指輪の形に仕上げていくのです。

型に金属を流し込む

次の工程からは、専属の職人が担当します。完成したロウの指輪を用いて、型を作ります。石膏の中にロウの指輪を入れて加熱。すると中に入ったロウだけが溶け、指輪が入っていた部分が空洞になります。空洞になった部分に金属(プラチナやゴールド等)を流し込み凝固。金属が固まれば型の石膏を壊し、指輪を取り出します。取り出した指輪に磨きや加工を加えれば、結婚指輪の完成です。
鋳造で結婚指輪を制作する際、納期までには1ヶ月〜3ヶ月前後はかかります。ジューンブライド等繁忙期になると、3ヶ月でも厳しいかと思われます。手作り結婚指輪は、お湯を入れたら3分でできるようなカップ麺ではないのです。

鍛造について

冒頭にも触れましたが、結婚指輪の作り方には鋳造の他に鍛造と呼ばれるやり方もあります。
指輪の材料になる金属の棒を曲げて指輪の形に。バーナーで繋ぎ目を付けたあと、ハンマーで指輪の形に調整。指輪の形が整ったら、あとは先ほど取り上げた鋳造と同じ。磨きをかけて加工すれば指輪が完成します。鍛造は複雑なデザインには向いていないものの、金属を鍛えながら制作するためとても頑丈です。